森の窓
2019年05月27日
学生時代の先輩に誘われ、句会に参加することになりました。毎月五句を提出します。初めての5月の句は。
雨去りて 悲しげなり梨の花
掃く先を 迷い迷いて竹落葉
風薫り 乗る人も無き恩田駅
夏立ちてさよならの君の沙汰も無し
すれ違う思い流すか走り梅雨
いつまで続くか、危うい気もしますが。号は白樫としました。
今年は1月に橋本治さんが亡くなりました。学生の時から才能豊かな人でした。東大五月祭のポスターを作って有名になりましたが、
小説が活躍の中心だったと思います。今回は、桃尻語訳 枕草子を紹介したいと思います。古典を読む機会の少ない私たちには、面白く
読める、清少納言でした。勉強の出来る人は違います。
(小形烈/記)